「よるがこわい」
作:ニート歌人
眠れない部屋で
次々起き上がる
過去のトラウマ 未来の不安
見る夢に
希望も理想もなくなって
過去のトラウマだけがリピート
人一人
気楽に生きてるつもりでも
眠れぬ夜にやっぱり一人
真夜中の布団で思う
毎日がただ過ぎてゆく
静かな狂気
寝て覚めて明日になれば
夜までの
嘘の平和にただしがみつく
平然と自殺のことを考える
眠れぬ夜の
精神状態
自殺してやり直せるなら良いのだが
誰も知らない
自殺後のこと
現実に安心感がなくなって
夢の中でも
悪夢が続く
夜が怖い
この世に一人残されてしまった
ような狂った時間
止まらない
夜中の咳に耐えながら
見えない明日をそれでも待った
孤独から
逃避するため
言の葉を集めて燃やす短歌は煙
