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2009年11月 アーカイブ

2009年11月03日

投稿原稿「よるがこわい」

「よるがこわい」
作:ニート歌人

眠れない部屋で
次々起き上がる
過去のトラウマ 未来の不安

見る夢に
希望も理想もなくなって
過去のトラウマだけがリピート

人一人
気楽に生きてるつもりでも
眠れぬ夜にやっぱり一人

真夜中の布団で思う
毎日がただ過ぎてゆく
静かな狂気

寝て覚めて明日になれば
夜までの
嘘の平和にただしがみつく

平然と自殺のことを考える
眠れぬ夜の
精神状態

自殺してやり直せるなら良いのだが
誰も知らない
自殺後のこと

現実に安心感がなくなって
夢の中でも
悪夢が続く

夜が怖い
この世に一人残されてしまった
ような狂った時間

止まらない
夜中の咳に耐えながら
見えない明日をそれでも待った

孤独から
逃避するため
言の葉を集めて燃やす短歌は煙

2009年11月05日

投稿原稿「おもっていること」

「おもっていること」
作:いる


『かもしれない(I my)』
小さな花が育っていきそうな朝に歩いた
僕らしさなんていらないのではないかと思えた
間違わないようにと思っていた
でも、僕の半分は崩れてないから
明るくなっても暗いよ
そんな時にいつも再生されてく曲があって、されない曲があって
影がかかっていて、間違っていく気がしていた
不安なのはこの曲だろうか、いや、もうこの僕だろう
この花以外はいらないのではないか
小さな花が育っていきそうな朝に想った


『言の葉。あるいは…』
演じられる役
神様が用意してくれた台詞に線を引いて
神様が杖を振った気がしたら
いつものように言葉にするのさ
下手な芝居は笑われるし
演じられる役がない奴はさみしいから

もうあきあきした?
足元にはSのサイン
振り返ってみなよ
演じられる役は用意されてない
オルゴールの音は続くし
幕は引かない

あきあきするオルゴールの音、それと
しずかなスタンドライトの光の部屋でそっと目を閉じる
ある、あふれてくること
あなたの不安に、あなたのやさしさに
殺してくセリフといえなかった気持
ある、こんな時間

下手な芝居は笑われる
演じられる役がない奴はさみしい
おねがい
神様が用意してくれた台詞に線を引いて
オルゴールのネジ巻き直して

神様を見たことは?
たぶんないと思う


『予感』
また 永遠の予感がする きっとこれは   そう
安全な危険     だって   危険の予感
    まったくシナイ
寂しさもない嬉しさもない  カンジナイ   君のことの
何もかもを感じるの    音    クォンクォン
コノママ      
気付けない
この間々
                     久遠…
オト


歩いたらどうなるか?


明らかに究めろ
速やかに歩め
ふりむくなよ
この瞬間、どっちに転んでもおかしくないよ


『少年A』
夢のような魔神
見ろ!白いヤツが来る
僕らは、10年はおくれているたった一人のモンスター
血が通ってないような、白い悪魔みたいな新型

装甲は厚い、メインモニターがやられても見える
流れ星になっても燃え尽きることのない
おまえは何で動いている

「ほら、2年後にはここに世界1のタワーが建つんだって…」
夢のような機械達
超伝導モーター、水素エンジン、燃料電池に電波充電
超効率太陽電池や発展航空力学風力発電だって…
「夢なんかじゃないよ。これは夢なんかじゃない。」

僕らは、10年はおくれているたった一人のモンスター
血が通ってないような、白い悪魔みたいな新型
いったい僕らは何で動いている


『くるり』
だから僕には何もないのだろう
忘れることができないのだろう
気持ちが変わらないのだろう
新しい想い、新しい朝、願いが叶ったこと気付けなくて
知らないふり、手が冷たい
持ち直せなくて、同じところぐるぐる
前回りができない、1回転、着地が不完全、全然上手くない
合わなくてもいいの、気持ちが整理できれば
体勢を整えて、目を開いて、残像はイメージでカバー
空が下から駆け上がっていく、青色が眩しい
着地ができたら、何か変わるのかい
着地を自然に、まかせず力技
自然にできたら、前と同じ景色でいられるかな。


『ねぇ』
いつも不安な声をしているね
いつもさみしそうな声をしているね
声も出せずにさ
そんなところが好きなんじゃないと笑っているよ
好きなのかなと思っているよ
笑みも見せずにさ
今日も確かめられずにいるよね
今日も知れずにいるよね

2009年11月06日

投稿原稿「日常」

「日常」
作:bombeck

 死んだような生活だった。実際に死んでいるのかもしれない。
 やることといえばきまっていた。毎日朝起きて、飼っているインコの世話をして、新聞をとりにいって、次に猫に餌をやって、家のなかをほうきで掃いて、それでパソコンの電源をつけてインターネットをする。そうやって一日がはじまる。
 自分が起きるのとおなじくらいに、母親も起きる。母親は朝ごはんの準備をはじめる。そのあいだ、自分はずっとインターネットをしている。母親が朝のコーヒーを淹れる。ぼくは一階にそのコーヒーをとりにいく(ぼくの部屋は二階にあった)。
 コーヒーを飲みながらすることといえば、やはりインターネット。朝のこの時間が自分の生活のなかで一番充実しているかもしれない。だいたいいつもみるサイトはきまっている。あたらしいことが書かれていないかをチェックして、書かれていたらそれを読む。その時間がたのしい。インターネットのニュースも読む。チェックするキーワードは、「テロ」や「殺人」、「自殺」。朝から暗いことを考える。
 そうしているうちに、朝ごはんができる。母親と妹とぼくで朝食を食べる。父親は一年前に死んだ。兄は東京で働いている。朝食を食べ終わると、ぼくはやはりパソコンに向かう。けれどパソコンにむかってもだんだんとやることがなくなってくる。小説を書く、ゲームをつくる、と家族や友人たちには言っているけれど、ほとんどといっていいくらいつくれていない。小説はなにも思いうかばない。ゲームにいたってはまったくアイデアすらでない。しかたがないから、だらだらとインターネットをする。けれどだんだんとネットサーフィンにも飽きてくる。ぼくはそれほどたくさんのサイトをみているわけでもない。そうやってくるうちにパソコンのまえに座っていることが苦痛になってくる。
 で、しょうがないから、また寝る。ドラッグよりも、セックスよりも、眠ることが一番の快楽だと、青山正明が書いていたが、そのふたつのどちらもやったことがないぼくにも、眠ることが快楽だということには同感だった。ただベッドのなかでじっとしているだけで、怠惰な夢という娯楽を得ることもできる。
 が、寝てばかりいると、眠ることにも飽きてくる。しょうがないからまたおきるころには、昼食ができている。一階におりていって昼食を食べる。そしてまたパソコンのまえにすわる。やることがない。
 そのうちエロゲー批評空間とかをみることになりはじめて、エロゲーのサイトをチェックしはじめる。そうして自慰。死んだような生活だと感じるのは、これが終わったあとだろうか。
 あとは、ただひたすら、ベッドで寝ているか、インターネットでニコニコ動画でもみるかのどちらかをつづけているうちに、夜がきて夕食ができる。夕食を食べに一階にいく。そうして風呂にはいる。
 で、寝る。
 そうして一日が終わってまた朝がくる。

2009年11月07日

第18回 月乃光司のハート宅配便~あなたの心に届く33%の生きる力~

第18回 月乃光司のハート宅配便~あなたの心に届く33%の生きる力~

ポッドキャスト&オンデマンド版<毎週月曜日更新>

※「月乃光司のハート宅配便」は、全国各地のコミュニティFMでも放送中のため、インターネット上でのストリーミング配信は行っておりません。予めご了承ください。

ハート宅配便

【番組紹介】
誰もが持っているちょっとした「生きづらさ」。そんな「生きづらさ」に効く「生きるコツ」を、様々な人生体験を乗り越えてきた女性サバイバーをお迎えしお聞きします。この番組を聞けば、100%とはいかなくても、33%でも生きることが楽になる、そんな力をリスナーのあなたにお届けします。全国各地のコミュニティFMでも放送中!

【放送内容】
対談ゲスト:さつきさん(NPO法人レジリエンス)

【出演者】
月乃光司(こわれ者の祭典)、藤井奈央

【制作】
VOICE VISION(新潟市)

番組へのお便りお待ちしています!番組公式サイトからどうぞ!

第19回 月乃光司のハート宅配便~あなたの心に届く33%の生きる力~

第19回 月乃光司のハート宅配便~あなたの心に届く33%の生きる力~

ポッドキャスト&オンデマンド版<毎週月曜日更新>

※「月乃光司のハート宅配便」は、全国各地のコミュニティFMでも放送中のため、インターネット上でのストリーミング配信は行っておりません。予めご了承ください。

ハート宅配便

【番組紹介】
誰もが持っているちょっとした「生きづらさ」。そんな「生きづらさ」に効く「生きるコツ」を、様々な人生体験を乗り越えてきた女性サバイバーをお迎えしお聞きします。この番組を聞けば、100%とはいかなくても、33%でも生きることが楽になる、そんな力をリスナーのあなたにお届けします。全国各地のコミュニティFMでも放送中!

【放送内容】
対談ゲスト:上岡晴江さん(ダルク女性ハウス代表)

【出演者】
月乃光司(こわれ者の祭典)、藤井奈央

【制作】
VOICE VISION(新潟市)

番組へのお便りお待ちしています!番組公式サイトからどうぞ!

投稿原稿「社会不適合短歌6首」

社会不適合短歌6首
作:ニート歌人

眠れない夜に携帯操って
言葉にならない
言葉吐き出す


逃亡者のように
部屋に引きこもり
インターホンの音に怯える

こそこそと
近所の目から逃げ出して行かねばならぬ
無職は罪人

牢屋から秘密の抜け穴作るよう
ネットに言葉を
逃がし続ける

人生のピークは過ぎて気づくもの
布団の中で
悶え苦しむ

先行きの見えない未来
今日もまだ夜は空けない
二時二十分

投稿原稿「汚れつちまった悲しみとニート」

「汚れつちまった悲しみとニート」
ニート歌人

昔教科書かなんかで読んだ時には何も感じなかったものですが、今改めて中原中也の「汚れちまった悲しみに・・・」を読むと心に響くものがあります。詩の中の、なにのぞむなくねがふなく、倦怠のうちに死を夢む、は全くニートとしての実感です。そして、今日もなすところもなく日は暮れる…。生きるということは汚れること。それに過敏過ぎることがニートがニートである所以かも知れません。やはりニートと言葉、ニートと文学は切っても切れないものがあると思います。


「汚れつちまつた悲しみに……」


汚れつちまつた悲しみに
今日も小雪の降りかかる
汚れつちまつた悲しみに
今日も風さへ吹きすぎる

汚れつちまつた悲しみは
たとへば狐の革裘(かはごろも)
汚れつちまつた悲しみは
小雪のかかつてちぢこまる

汚れつちまつた悲しみは
なにのぞむなくねがふなく
汚れつちまつた悲しみは
倦怠(けだい)のうちに死を夢む

汚れつちまつた悲しみに
いたいたしくも怖気(おぢけ)づき
汚れつちまつた悲しみに
なすところもなく日は暮れる……

2009年11月09日

投稿原稿「Cry Boy Cry」

「Cry Boy Cry」
作:何某 何


Cry Boy Cry
状況を変えろ
心を燃やして
泣き続けるんだ

表現の術も、伝える言葉も
まだ持っていない
そんな身なら

最良の方法が
ただ一つあるだろ
派手に大暴れしてやれ
男の体になる前に

Cry Boy Cry
騒ぎを起こせ
注目を引きつけ
世界を変えろ

まだ愛も知らず
自分だけしか、見えてないのなら
やれるはずさ

ブッ飛んだやり方で
自分自身を見せ付けろ
みんなに、周りに、誰かに
馬鹿な少年時代のうちに

Cry Boy Cry
今ここできみは
現状を打破するだけの
刃になれる

きみがいつの日かと行きたがるその場所に
きみがたどり着いたその時に果たして
きみは本当に立派になどなっているのだろうか

しがみついてるくらいなら
引き下がったりしないで
思い切ってやっちまえ
求められる年頃になる前に

Cry Boy Cry
計算しながら
嘘泣きだってかまわない
想いのままに

Cry Boy Cry
子供らしく

Cry Boy Cry
自分らしく

2009年11月10日

「ストップ!薬物汚染」

「ストップ!薬物汚染」

ポッドキャスト&オンデマンド版

すべての「生きづらさ」を持つ方々に送る、感動と笑いと涙のメッセージ・ライブ!
薬物汚染をどう防ぐか。 マスコミ報道では伝わってこない本当の情報の数々。
薬物乱用から透けて見える現代日本の「生きづらさ」とは何か?


【収録日】
2009年11月10日 @渋谷アップリンクファクトリー


【出演者】
田代まさし 、内谷正文(俳優・モデル・薬物体験者)
上岡晴江(薬物依存症施設ダルク女性ハウス代表・薬物依存症回復者)
近藤恒夫日本ダルク代表・NPO法人アパリ理事長)
月乃光司(こわれ者の祭典代表・アルコール依存症当事者) 、松本卓也(司会・映画監督)
タダフジカ(ギター奏者)、松崎和訓(サックス奏者)、小池桃子(女優・LOVE-ISM所属)


【第1部】 
上岡晴江、田代まさし、内谷正文、近藤恒夫、月乃光司による「薬物汚染と生きづらさ」についての談義

【第2部】 
内谷正文氏による一人芝居「ADDICTION/今日一日を生きる君」、小池桃子朗読

【第3部】 
出演者全員から薬物汚染に対してのメッセージ、月乃光司朗読



【薬物依存症相談先】

薬物依存症リハビリ施設ダルク
http://www.yakkaren.com/zenkoku.html

薬物依存症についての詳細説明(赤城高原ホスピタルサイト)
http://www2.gunmanet.or.jp/Akagi-kohgen-HP/DR.htm


※全国の精神保健福祉センターや保健所で薬物乱用の相談にのっています。

精神保健福祉センター(全国問い合わせ先)
http://www.pref.nagano.jp/xeisei/withyou/list/list-mhwc_jp.htm
保健所(全国問い合わせ先)
http://www.phcd.jp/HClist/HClist-top.html

放送への質問・ご要望を受け付けております。ラジオネームを添えて、コチラまでmail.gif

2009年11月11日

投稿原稿「人形人間」

ニート短歌「人形人間」
ニート歌人

世間体という
きぐるみ着続け
つまらない劇演じ続ける


人形のように大事にされないのに
私は今日も
人形になる


操られ人形として
人間のようなふりして
生きるふりして


糸の切れた
人形のよう
糸がなきゃ動けないのに切ってしまった。


操られることが上手な人ばかり
私は自由
だから孤独だ


生きている生かされている生きている
生きているだけ
だから生きてる

2009年11月12日

投稿原稿「K依存症」

「K依存症」
作:bombeck

Kとは学生時代からのつきあいだった。といっても同じ学校にいっていたわけではなく、九州の田舎から上京してきたぼくは、ゲームをつくりたい、という一応の目標をもっていて、それを知った学校の友人のHが同じくゲームをつくろうとしていた知り合いのKに声をかけて、ぼくらは出会った。
けれどぼくとKはひとつのゲームもつくることができなかった。それでもKとぼくのだらだらとした交友関係はつづいていて、もう10年以上になる。その間にぼくは学校をやめて目標だったゲームの仕事をやっていたけれど、それにも限界がみえはじめて、精神的に不調になって実家へと帰っていた。

Kはそのあいだ、ゲームから株へと興味が移っていったらしく、チャットで話すたびに、株の話をしたり、ユダヤ系の金融会社を引きあいにだしては、世界を支配しているのはユダヤ人だ、などと言ったりしていた。
そんなKにぼくはだいぶ辟易していたけれど、それでもKとの関係はつづいていた。ぼくはチャットをつなぐたびに、Kがいるのかどうか確かめるのが日課のようになっていたし、それはKに依存しているような状態だと言ってもよかった。
「自分とKは依存しあっている」というようなことを、Hにメールしたことがる。そのころ、ぼくはKが株で稼いだ金を資金にしてまたゲームをつくろうとしていたのだけれど、意見が対立するばかりで、まったくといっていいほど成果はなかった。そこでぼくはHに相談したのだ。Hは「ゲームはひとりでつくるべきだ」とアドバイスをくれた。

それからぼくはKとの関係を切ろうとつとめはじめた。チャットにもつながなくなり、メールアドレスも変えてみたりした。それでKとの関係は切れたように思えた。そのころのKはしきりとぼくを株に誘っていた。「世のなか金がすべてだよ」というようななにかマンガのような台詞を言って、いまだにゲーム制作に未練を残しているぼくに、「ゲームなんかつくってたらうつ病が悪化するだけだ」「ゲームつくるのは無理だ」などと言って、思えばKとチャットをしていても、楽しいというよりも、なにか皮肉の言いあいのようになるばかりだった。

Kと関係を切ったのはよかったのかもしれない。そういうふうに思って数カ月経ったころ、ぼくはたまたまHの書いているブログでKがコメントを書いているのを見つけた。以前のわだかまりのようなものはそのころはもうすでに忘れてしまっていて、ぼくはふたたびKと連絡をとった。
そうしてまたKとの関係がはじまった。けれどよさそうに思えたのは最初だけで、すぐにあてこすりのやりあいのような状態にもどった。ぼくはふたたびチャットをつなぐのをやめにした。けれど今度はまた数週間後に、つないでしまい、またKと話をはじめてしまう。そしてまたうんざりして、つなぐのを切ってしまう。それでしばらくするとまたつなぐ。

そんな繰りかえしからいまも抜けだせないでいる。

『Bread and Roses vol.4 ~私たちにパンと誇りを!』

『Bread and Roses vol.4 ~私たちにパンと誇りを!』

ポッドキャスト&オンデマンド版

「反貧困たすけあいネットワーク」によるイベントです。


第2のセーフティーネットを使いたおそう!

生きづらいのは自分のせいではない。

働いても食うに食えない若者たちが、自分たちの手で状況を切り開くためのたすけあいプロジェクト、
反貧困たすけあいネットワーク。いま大きな注目を集める湯浅誠から、首都圏青年ユニオンの河添誠、
NPO、ジャーナリスト、そして政治家までが六本木に集結。
反貧困たすけあいネットワークによるイベント「Bread and Roses」の第4弾となる今回のテーマは、
10月1日から本格的に始動した「第2のセーフティーネット」。
これは、生活保護基準より上の生活水準の人たちへの住宅手当や、雇用保険が切れてしまった人たちへの
生活・職業訓練給付、緊急時の貸付などの、一連の政策を指します。
果たして、この制度は“使える”のか? 問題点はどこにあるのか?など、「当事者」の目線、
「反貧困」と「たすけあい」の眼差しで「第2のセーフティーネット」を徹底検証していきます!

さあ、「第2のセーフティーネット」を使いたおそう!

イベント詳細 http://d.hatena.ne.jp/tasukeai-net/20091112/1256784323


【収録日】
2009年11月12日 @ 六本木 SUPER DELUXE


【出演者】(順不同、敬称略)
河添誠(首都圏青年ユニオン書記長)
湯浅誠(NPO法人自立生活サポートセンター・もやい事務局長/反貧困ネットワーク事務局長)
福島みずほ(内閣府特命担当大臣)
清水康之(自殺対策支援センター「ライフリンク」代表、内閣府参与)
加藤勝信(自民党厚生労働部会長)
小池晃(日本共産党参議院議員、医師)
近藤正道(社民党参議院議員、弁護士)
冨樫匡孝(NPO法人自立生活サポートセンター・もやい)
堤未果(著作家・ジャーナリスト)
コント:杉笑太郎とM2(益田凡児&森はじめ)



【第1部】
湯浅・河添氏から制度の解説、福島みずほ氏、清水康之氏、加藤勝信氏よりコメント
・コント「第2のセーフティーネット?」

【第2部】
小池晃氏、近藤正道氏を迎えて「セーフティーネットをこう使え!」

【第3部】
制度を利用する当事者からの声

【第4部】
堤未果氏を迎えてまとめ談義


【連絡先】
反貧困たすけあいネットワーク事務局
電話 03-5395-3807 Fax 03-5395-5139 
お問い合わせメールアドレス:tasukeai-net@seinen-u.org

2009年11月13日

新規投稿原稿更新

新着の投稿原稿3点をアップしました。

ニート歌人さん
投稿原稿「汚れつちまった悲しみとニート」
投稿原稿「社会不適合短歌6首」

何某 何さん
投稿原稿「Cry Boy Cry」

投稿原稿「無気力な怒り」

「無気力な怒り」
ニート歌人

生きてゆくことがこんなに
辛いとは
子供の頃は思わざりけり


死んだふりしていたように
将来の不安が起きる
十二月かな


自殺した同級生の年齢を
もう何年も
過ぎてしまえり


なんでこう良い人ばかり
自殺してしまうのだろう
今夜も思う


棺桶の中に入った友人の
その青い顔
今も焼き付く


(世の中は間違っている)
亡骸の前でただただ
繰り返してた


1月と5月にめぐる
命日に
今も消せないアドレスを見る


自殺した二人の無念を
思う度
この世の中を全否定する

2009年11月15日

投稿原稿「永遠に終わりそうにない締め切り襲来感覚による重圧」

「永遠に終わりそうにない締め切り襲来感覚による重圧」

小笠原毅

(※誰かにあてる風に)

Sさんがおっしゃられる「ひきこもりの危機感のなさ」「ひきこもりの、経済的危機に転落することへの危機感のなさ」というのは――まあそう感じられてる時点ですでに一般的なひきこもりがどういう状態にあるかというのを全く認識されてないなというツッコミをしたいところではあるのですが――、こうも言い換えられるのではないでしょうか。

「ひきこもりには締め切り設定意識がなさすぎる」と。

こう言い換えると、Sさんのおっしゃられる事はすべて一応説明がつきやすくなるのではないかと思います。Sさんとしては「で、ひきこもり改善をいつやるの?いつ始めるの?」としか疑問が沸かない、と。

確かにひきこもりは締め切り設定がヘタクソである事は間違いないように思います。ただそれは――これはあくまで僕が一番煮詰まっていたひきこもりの時期を振りかえった上での個人的な感覚ですが――「ひきこもりは一秒一秒、締め切りに追われている感覚」に陥っていることからくる、逆説的なヘタクソさなような気がしています。単純に焦りと言ってもいいかもしれない。

不登校やひきこもり問題に際して言われがちな「ひきこもりであることに負い目を感じず、まずはゆっくり自分の好きなことを始めればいい」というフレーズは、そういった意味で「一秒一秒、締め切りに追われている感覚」からまずは離れよう、ということなんじゃないでしょうか。そう言った事から離れてみなければ、締め切りも設定しようがないというか。

これは僕の個人的な体験ですが、アルバイトしていた時期の事なんですが、臨機応変な動きを非常に求められるアルバイトでしたのでそれに合わせて動かなければならないのですが、人間関係的な悩みもありましたので、頭の中が「仕事をきちんとやらなければ」ということと悩みとで忙殺されている。そうなると、今やっていた仕事の途中で次の仕事に移ってしまい、それもまた何かをきっかけに途中で忘れて次の仕事に取り掛かってしまい、という状態に陥りました。テレビで報道される「片づけられない主婦」のようですね。しかし本当にある瞬間、そういう状況に陥ってしまった。

一度、バイト仲間に僕のわたわたした言動っぷりを指摘され「小笠原君て、何かに追われてるの?」とジョーク的ツッコミでいわれた事があり、まあそれは仲間にも笑ってもらえたんですが、その「何かに追われてる」ような仕事ぶりは、しばらく続いていたように思います。いや、はっきり言えばバイトをやめるまで、ずっと続いていたように思う。その追われ感は何に集約されていたかと今思うと、どうやら「自分がいつまでも仕事を覚えていられてない、臨機応変に動けないことがいつかバレるんじゃないか」という不安だったように思います。上手く出来ない自分、ごまかしてる自分をいつかズバリ指摘されてしまうんじゃないか。そういう不安が前提としてあって、その裏返しのような形として追われ感が表出していたのではないか。

自分がいつかしでかすかもしれない失敗をリアルに予測して見越してしまっていて、その未来が着実に来てしまうような感覚にとらわれている。その日がいつか来てしまう。しかしながら、それとは別に、常に日常の煩瑣で煩雑な締め切りも毎日こなさなければならない。もちろんその日常の締め切りについても、自分が失敗するかもしれない、ボロが出るかもしれないという恐れの変数がかかってきている。このような複合的な締め切りプレッシャーが、心理的にと言いましょうか、それがひきこもりの内面には常にがんと座して存在しているといえると思います。

ですから、ひきこもりが外に出ようとしない、行動を軽視しているように見える、経済的なことを何も考慮してないように見える部分があるとすれば、それは「永遠に終わりそうにない締め切り襲来感覚による重圧」によって、動けなくなってしまった姿なのではないでしょうか。

先に「焦らずゆっくり」という応援の仕方が主流であるかのように書きましたが、そういったことからしまして「まず、締め切りを意識しないこと、それをもってしてワンクッションとすること、移行段階とすること」という意図が有効である、と言えるのだろうと思います。

ただそれもやはりあくまで煮詰まったひきこもり状態から解き解すための方法でしかないため、現実的な問題としては”世間様”が外にでんと仁王立ちで控えている訳です。「焦らずゆっくり?知るか!ゆっくり出来るのは金で勝ち得た自由とくたびれた果ての引退以外には有り得ん!」と(ひきこもりはくたびれた果ての早期引退でもあるわけですが)。また「焦らずゆっくりやっていてなんとか安心感にこぎつけたけど、気づけばもう30歳、実際外に出たら年齢制限でどの仕事も断られる」という現実が出てくる。ここでまた現実の厳しさに自閉し、ようやく得た安心感も簡単に崩壊してひきこもりに舞い戻ってしまうのではないか?個人的には、また自分の理想の形として、それまでに構築した安心感や味方は存在するという事実を元手に「締め切りなどそもそも存在していなかった」「世間などそもそも存在していなかった」というような類の思いに至れれば最高だと思うのですが、どちらかというとひきこもりに舞い戻ってしまうこと、それの方が非常に普通に――それもかなりリアルに――有り得ることだと思います。

すると、そのような事が有り得るのであれば、ひきこもり初期の段階で、一秒一秒の焦燥感もやむなしとして、苦悩を味わいながらも日々の締め切りをこなしていく生活を取るしかなかったのではないか。そういう疑問が出てくる。

ここで立ち返らされる問題点は、「最初から生きにくい感性を持った人間は、社会の枠組においてはどうあっても生きにくくしか生きられない」という事になるのかもしれません。ではどうすればいいのか。

僕としては、中島義道の提言、すなわち「働くことが義務だとか、意味を考えるとか、価値とか、そういうのは甚だ疑問だ。しかし、働く以外にはもはや何も方法はない。」と言う事でしかまとめられないような気がします(中島の言ってる事がそんなことだったかどうか、ちょっと曖昧なんですが)。ここでの「働く」は、「生きる」という言葉に置き換えてもいいんですけれども。

まあとにかく、ひきこもりに締め切り意識のなさが見えるように感じるのであれば、それは逆説的に締め切り意識に襲われすぎの状態か、あるいはそこからの脱却を図っているそのプロセスである、とひとまず理解していただければと思います。

2009年11月16日

投稿原稿「ニート短歌」

ニート短歌
作:ニート歌人


日常を失ったまま毎日は
ただ過ぎてゆく
ただ老いてゆく


毎日が消化試合のようであり
やる気の出ない
残りの人生


自分では叶えられない人生を
小説に書く
引き籠もりつつ


書く夢が本当の夢
眠る時起きてる時の
全ては悪夢


流れゆくままに
何にも考えず
見ざる聞かざる言わざる静か


喧騒や季節と無関係の日々
死ぬ日を待ちて
今日も過ぎゆく


親よりも先に死ぬのが唯一の
親孝行と思いつつ
寝る

2009年11月18日

第20 回 月乃光司のハート宅配便~あなたの心に届く33%の生きる力~

第20回 月乃光司のハート宅配便~あなたの心に届く33%の生きる力~

ポッドキャスト&オンデマンド版<毎週月曜日更新>

※「月乃光司のハート宅配便」は、全国各地のコミュニティFMでも放送中のため、インターネット上でのストリーミング配信は行っておりません。予めご了承ください。

ハート宅配便

【番組紹介】
誰もが持っているちょっとした「生きづらさ」。そんな「生きづらさ」に効く「生きるコツ」を、様々な人生体験を乗り越えてきた女性サバイバーをお迎えしお聞きします。この番組を聞けば、100%とはいかなくても、33%でも生きることが楽になる、そんな力をリスナーのあなたにお届けします。全国各地のコミュニティFMでも放送中!

【放送内容】
対談ゲスト:上岡晴江さん(ダルク女性ハウス代表)

【出演者】
月乃光司(こわれ者の祭典)、藤井奈央

【制作】
VOICE VISION(新潟市)

番組へのお便りお待ちしています!番組公式サイトからどうぞ!

2009年11月24日

新規投稿原稿更新

新着の投稿原稿1点をアップしました。

ニート歌人さん
投稿原稿「人形人間」

2009年11月25日

第21 回 月乃光司のハート宅配便~あなたの心に届く33%の生きる力~

第21回 月乃光司のハート宅配便~あなたの心に届く33%の生きる力~

ポッドキャスト&オンデマンド版<毎週月曜日更新>

※「月乃光司のハート宅配便」は、全国各地のコミュニティFMでも放送中のため、インターネット上でのストリーミング配信は行っておりません。予めご了承ください。

ハート宅配便

【番組紹介】
誰もが持っているちょっとした「生きづらさ」。そんな「生きづらさ」に効く「生きるコツ」を、様々な人生体験を乗り越えてきた女性サバイバーをお迎えしお聞きします。この番組を聞けば、100%とはいかなくても、33%でも生きることが楽になる、そんな力をリスナーのあなたにお届けします。全国各地のコミュニティFMでも放送中!

【放送内容】
対談ゲスト:上岡晴江さん(ダルク女性ハウス代表)

【出演者】
月乃光司(こわれ者の祭典)、藤井奈央

【制作】
VOICE VISION(新潟市)

番組へのお便りお待ちしています!番組公式サイトからどうぞ!

第22 回 月乃光司のハート宅配便~あなたの心に届く33%の生きる力~

第22回 月乃光司のハート宅配便~あなたの心に届く33%の生きる力~

ポッドキャスト&オンデマンド版<毎週月曜日更新>

※「月乃光司のハート宅配便」は、全国各地のコミュニティFMでも放送中のため、インターネット上でのストリーミング配信は行っておりません。予めご了承ください。

ハート宅配便

【番組紹介】
誰もが持っているちょっとした「生きづらさ」。そんな「生きづらさ」に効く「生きるコツ」を、様々な人生体験を乗り越えてきた女性サバイバーをお迎えしお聞きします。この番組を聞けば、100%とはいかなくても、33%でも生きることが楽になる、そんな力をリスナーのあなたにお届けします。全国各地のコミュニティFMでも放送中!

【放送内容】
対談ゲスト:上岡晴江さん(ダルク女性ハウス代表)

【出演者】
月乃光司(こわれ者の祭典)、藤井奈央

【制作】
VOICE VISION(新潟市)

番組へのお便りお待ちしています!番組公式サイトからどうぞ!

About 2009年11月

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