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第10回 逆転裁判の心地よさ
久しぶりにまともにTVゲームをプレイする余裕ができたので、さっそくDS版の逆転裁判3を購入して、プレイしている。
逆転裁判シリーズは、もともとはGBA専用ソフトとして1~3までが発売され、後にDSに移植(「1」は「蘇る逆転」として、シナリオなどが追加されている)された。そして今年の4月に発表された「4」からは、DS専用ソフトとして発売されている。
私が逆転裁判の名前を知ったのは、発売の時からであったし、ゲーム内容もインターネット掲示板、2ちゃんねるのキャラクターを模したフラッシュゲームで知ってはいた。しかし、ソフトの購入までには至らず、今年に入ってものはためしと、DS版の「蘇る逆転」を購入してみたところ、これがすこぶるおもしろかった。
どのへんが面白いかといえば、単調になりがちなアドベンチャーゲームを、「探偵パート」と「法廷パート」の2つに分けることによって、事件の概要を従来のアドベンチャー的に調べた結果をもって、法廷内で丁々発止のバトル展開を楽しむことができる部分。そして、ほどよい難易度と、クリアした時の開放感。
個人的に、現時点でプレイした範疇でいえば、「2」の「さらば、逆転」の解決方法をひらめいた時のカタルシスは、いままで他のゲームでは味わったことのないものだった。
そしてもうひとつ、違った意味のおもしろさといえば、逆転裁判のあまりの簡素さだろう。
今時のゲームには珍しく、ゲーム内でのファンサービス、たとえばミニゲームややり込み要素、そして一回クリアしたあとの特典などが、全くと言っていいほど存在しないのだ。あるとすれば、一回クリアしたシナリオでは、全てのメッセージを早送りできるぐらいなものである。
しかし、それでも、十分に完成されたストーリーと、個性的なキャラクター。そしてアドベンチャーゲームの基礎を守りながらも、意欲的なゲームシステムは、ボリューム不足を全く感じさせることはない。
私は逆転裁判を、昔から私たちが遊んできたTVゲームから、まっすぐ進化したゲームなのだと、一種の懐かしさを味わいながら、のんびりと楽しんでいる。
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これまでの「ゲームあふるる国に生まれて」
2007.7.17 第1回「あの頃のゲームセンター」
2007.7.25 第2回「レイトン教授の体操」
2007.8.3 第3回「「オンライン対戦」によって脚光を浴びた、「あの」ジャンル(その1)」
2007.8.28 第4回「「オンライン対戦」によって脚光を浴びた、「あの」ジャンル(その2)」
2007.8.28 第5回「ハイ&ローの愉悦(その1)」
2007.9.3 第6回「ハイ&ローの愉悦(その2)」
2007.9.13 第7回「ドラゴンクエストと大人になること」
2007.10.9 第8回「ニコニコ動画でゲームを追体験」
2007.10.22 第9回「次世代ハードが心配だ」
