オグラオサムのタブーなお話し 第4回「支援者は思想・信教の“良識”を」
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第4回 支援者は思想・信教の“良識”を
日本社会ではね。タブーというよりも【良識】として
【他者の政治思想や宗教に立ち入らない】
というものがあるんだ。
ところがそういったプライベートなことに立ち入ってくる人たちが、この『不登校・ひきこもり・ニート』関係者には少なくない。(笑)
『不登校・ひきこもり』の講演会とか『親の会』で
【次の選挙では、○○党に投票しましょう!!】
なんて叫んでいる有名なセンセイがいたり、支援団体のホームページをのぞいてみたら、【憲法改悪反対!】【教育基本法改悪反対!】なんてデカデカと書いてあるところが少なくなかったりするのな。
ところが……だ。
そういった支援団体に【助け】を求める人は、何もそういった思想の人たちばかりじゃない。
実際、ある当時者の人が、コッソリとこんなことを耳打ちしてくれたことがある。
「いまいるフリースペースは、ちょっと居心地が悪いんです。ぼくの家は創価学会ですから……」
なんていうのな。創価学会の支持政党は公明党である。つまり2007年8月の現時点では与党である。
ところが、その人の通っている【フリースペース】とかが野党支持の政治色が強かったり、「創価学会は邪教である」なんていう宗教色や思想が強かったりすると、その人にとって、あるいは子どもやお母さんとかが、ようやく見つけた【フリースペース】や【親の会】といった居場所が、居場所でなくなるという危険さえある。
他の家族から「居場所で何を話したの?」なんて聞かれても、素直にいえなくなる。
場合によっては、それが原因で家族の間が険悪になるおそれすらある。
よって、
『不登校・ひきこもり・ニート』の【フリースペース】や【親の会】では、政治や思想、信教について距離をとっておいたほうがいい。
なぜか?
『不登校・ひきこもり・ニート』というのは、どの政党を支持していようと、どんな思想・宗教の持ち主の家庭であっても、起こりうることであるからである。
『不登校・ひきこもり・ニート』の支援団体というのは、いろいろな人が助けや居場所を求めてやってくる場所なんだ。
そこには当然、いろいろな思想、宗教、支持政党の人たちも集まってくるので、お互いに配慮する必要がでてくるはずだ。
もちろん、政治や思想宗教の話しがダメって言っているわけじゃない。
特にニート問題では、雇用といったことに深く関係しているから、そういった話題がでるのは当たり前です。
ただ、『不登校・ひきこもり・ニート』を対象にした、フリースペースや団体、場所はそれでなくても、数が大変に少ないため、余計にそういった人たちに配慮し、お互いに尊重して話をしてほしい。
思想・宗教・政治の話っていうのはとてもおもしろいし、また感情的になりやすい話題でもあるんだ。
なぜかというと、思想・宗教・政治というのは、その人や家族、民族、歴史などの背景を背負っていたり、生き様が背景にあったりするんだよ。
これらの問題はとてもデリケートでプライベートな問題でもあるんだ。
そこに土足で入り込むような言動があると、自己否定されたような気がして、すぐに逆上したり悪感情を抱いたりすることが多いんだよ。
一般社会、特にお酒とか飲んでいる場では、思想・政治・宗教の話題がタブーになっているのは、そういう理由があるからなんだよ。
2007.7.13 第1回「ちょっとヘンだよ不登校業界」
2007.7.19 第2回「不登校・ひきこもりの凶悪事件 その1」
2007.7.30 第3回「不登校・ひきこもりの凶悪事件 その2」










