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オグラオサムのタブーなお話し 第2回「不登校・ひきこもりの凶悪事件 その1」

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第2回 不登校・ひきこもりの凶悪事件 その1
 
不登校・ひきこもり・ニートの支援者や関係者の中には
 
「不登校やひきこもりの人は、みんなみんないい人ばっかりですぅ~」
 
と、しゃあしゃあとぬかしやがる人がいたりするんだよ。
 
「この人、内情を全然知らないのか、そう信じ込みたいのか、それともなんか下心があるのか?」
 
なんて思っちゃう。
 
でもね。
 
実際、『不登校・ひきこもり・ニート』の人に会うとそのほとんどが“いい人”だったりするのな。
 
少なくとも第三者の前では……ね。
 
では第三者以外、つまり【家族】にとってはどうなのかというと、必ずしも【いい子・いい人】であるとは限らない。
 
どれくらい【限らない】かというとね。ひきこもりに詳しい斉藤環医師の著書【社会的ひきこもり】(PHP新書)よると、暴力以外の家族への攻撃性が一時的にも見られたものが、62%。
 
いわゆる家庭内暴力が51%あったそうな。
 
オレがいろいろな不登校・ひきこもり・ニートの人たちと話した経験からいうと、家の中で暴れたり物を壊すこと、家族への暴言や直接の暴力などを含めると7割くらいいると思うんだよ。
 
このことを、不登校の子どもを持つ親にいったところ
 
「そんなことは、どこの家庭にもある話しで、特別めずらしいことじゃない」
 
というお答えをいただいたんだけどね。
 
確かに、どこの家庭でも親子ゲンカなんかはあるもので、むしろない方がめずらしいくらい。
 
だけどね。
 
夫婦ゲンカとドメスティック・バイオレンス(家庭内暴力)が違うがごとく、親子ゲンカとドメスティック・バイオレンスは質が違うんだよ。
 
そして悲しいことに、被害にあう親も子どもがまた肉体的に弱かった幼いころに、【放任】、とか【しつけ】という名目で虐待や虐待に近い子育てをやってきたということも多い。
 
確かに不登校やひきこもりの人は、ひきこもっているがゆえに、外部の人にあまり迷惑をかけないし、また、外部の人には、素直でいい人と思われている場合が多いんだけど、それがドメスティック、つまり家庭内となると、器物破損や暴力などをしてしまっていることが少なくないというのは事実なんだよ。
 
そういった暴力とかがあっても、親は世間体を気にして、外部の人に言おうとしないため、家庭以外の人はほとんどその事実を知らなかったりする。
 
また、親を殴ってしまった子どもにしても、殴ってスッキリしたなんてヤツはほとんどいなくて、殴った後に自分が情けなくって泣いてたりするんだよ。
 
『不登校・ひきこもり・ニート』と関わる人間は、オール・オア・ナッシング的に「ひきこもり系の人はみんないい人」みたいな決めつけをするんじゃなくて、その裏側にある現実や悲しさをよくよく感じていなければいけねえよ。
 
さて、これからが本題。
 
ときどき不登校やひきこもりの人が凶悪犯罪をやってしまいマスコミで騒がれたりする。
 
そのとき、多くの支援者や関係者が
 
「そんなのは、不登校やひきこもりのごく一部の人がやるだけで、一部の事件でひきこもりや不登校児童生徒全体が、凶悪犯罪をするような目でみないでほしい」
 
なんていうんだけどね。
 
でも本当のところはどうなのかってことを述べようと思っているんだけど、長くなりそうなので、その話しは次回にしたしましょう。
 
(つづく)
 
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いままでの「オグラオサムのタブーなお話し」

2007.7.13 第1回「ちょっとヘンだよ不登校業界」

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2007年07月19日 16:02に投稿されたエントリーのページです。

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